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2021/4/24 渋谷オーチャードホールにてシンパシー2021が開催されました。現地で鑑賞してきましたので、現地の様子や個人的な感想を書き留めておきます。

シンパシー2021 公式のお知らせはこちら
 

PSO2サウンドディレクター小林さんのインタビュー記事はこちら


開演前

開演時間直前に会場となるオーチャードホールに到着したのですが、入場口は混んでおらず荷物検査と検温を受けスムーズに入ることができました。周囲にコンサートを知らせる看板やディスプレイがほぼないのが印象的でした。

入場時に簡単なパンフレットと次亜塩素酸水ウェットティッシュなどがもらえました。このパンフレットにプレゼントのアイテムコードが記載されています。

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観客席は1席ずつ空けて割り当てらており、一階席は8割程度の埋まり具合でした。
時間になるとハリエット(潘めぐみさん)のナレーションで開演が告げられコンサートが開始。このナレーションは曲紹介としてこの後も聞くことができました。(一部シバさまバージョンあり)

【第1部】オーケストラパート

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まずは歴史を振り返るかの如く、PSO、PSUのテーマ曲から始まりPSO2ダークファルス(エルダー/ルーサー)との戦闘BGMへと演奏が続いていきます。オーチャードホールには初めて来たのですが、音が妙にくっきりしているホールであると感じました。演奏もしっかりで上々の立ち上がりです。
エルダー/ルーサー戦BGM演奏の際にはバックの巨大モニターで実際の戦闘シーンが流されていたのですが、これに失笑。いつもの公式アッシュとその仲間たちが戦っているのですが、アッシュは見事なほどにOEマンプレイ…wまた、仲間キャラクターもサポートパートナーみたいな動きで違和感がありました。ルーサーでは蓋を一生懸命攻撃しているし時止め時は棒立ちしてるしで、最初笑っていたものの、次第に初心者だった頃の自分のプレイと重なり演奏の盛り上がりも相まり妙な感傷に浸ってしまいましたw

次に採掘基地防衛線BGMが始まったのですが、若干自分の思うResonant Nationとズレがあり違和感を覚えました。この曲の抑揚が変わる場面で入る「ばーん!」とか「じゃーん!」の場所がそこじゃないんだよなぁ感がありました。※個人の感想です

イベントシーン六芒均衡BGMを挟み、大好きな【深遠なる闇】戦BGMが始まったのですが、ギターパートなど一部が生演奏ではなく打ち込みサウンドだったのが少し残念でした。またバックの巨大モニターでの戦闘シーンにて名場面【仮面】との一騎打ちも出てくるのですが、なぜか一瞬12人で仮面と戦っていました!名曲が台無しだよ!w

気を取り直して、禍津前半戦、PSO2アニメーションの曲が続いていきます。禍津前半戦はどっしりとした演奏で聴かせてくれて心震えました。DBで禍津をチクチク攻撃してた頃がフラッシュバックで蘇ります!

そして、第1部の締めくくりとして、EP4オープニングテーマ(Borderless)とEP3エンディングテーマ(Hello)がボーカル付きで披露されました。
Borderlessは若干演奏がイマイチでボーカルのフローレンスさんが歌いづらそうであったように感じました。Helloは有坂さんのしっかりしたボーカルと演奏がガッチリ噛み合い、イメージ通りの素晴らしい演奏でした。



【第2部】ライブパート

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第2部はオーケストラの方々は休憩となり、カラオケでのライブパートとなりました。(失礼な言い方でスミマセン
トップバッターは蒼井翔太さん。キャラソン2曲を歌唱されました。1曲目の歌いだしで拍手を促されたですが、若干知名度の低い曲であったことと、このご時世でのコンサートということもあり、観客のみなさんの戸惑いが見られ、拍手はまばらでした…(ただしこの煽りはこの後活きます!)絶世スターゲートなら素直に盛り上がったのでしょうが、過去に度々披露しているでしょうからこの選曲も悪くないのかもしれません。

続いて、桃井はるこさんが登場しレアドロ☆KOI☆恋が披露されました。こちらはアークスであればみなさんご存知の曲であり、観客全体で盛大に手をたたきながら盛り上がっていました。さっきの煽りが活きました!桃井さんがしっかりこの曲の振り付けを覚えていたことにもちょっと感動!

この後、光吉さんが登場しいつものバニレン、We're ARKSを披露していました。光吉さんもういいお歳だと思うのですが、高々と片足上げをキメてくれてかっこよかったです。

光吉さんで盛り上がった後は、東京フィールドの「昼」と「夜」のBGMをフローレンスさんが歌唱してくれました。この曲大好きかつ生歌は見たこと(聴いたこと)がなかったので、素直に聴き入ってしまいました。

次にエイミーさんによる終の艦隊迎撃戦セクター3BGMの「All ARKS」、テレビアニメエピソードオラクルのオープニングテーマ「Destiny」「UniVerse」と続きます。エイミーさんの歌唱は安定していて、クオリティの高いライブサウンドを聴かせてもらえました。

最後に有坂さんによる「Timeless Fortune」、桃井さんによる「それいゆ -Dear Destiny-」が続けざまに披露されライブパートは終了となりました。アニメのエピソードオラクル、よくもわるくもなく無難過ぎてイマイチ話題にならなかったのが残念です。こんないい曲ついてるのに!


【第3部】オーケストラパート

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再度、オーケストラの方々が登場し、エピソードオラクルのBrave Soldierで第3部が開始となりました。
Brave Soldierの後はデウス戦BGM、EP5OP曲(紅き邪竜戦BGM)、ペルソナ戦BGMとPSO2後半のレイドボス曲が続きます。デウス戦BGMは荘厳な演奏で聴いていると生々しく4人デウス時の緊張感が思い出され心臓がキュッとしましたw
邪竜戦、ペルソナ戦BGMは花れんさんが登場し、しっかりと歌いあげてくれました。邪竜戦BGMの歌いだしのところでみんな腕を右上に掲げてほしいと過去の感謝祭でアピールされていたのですが、残念ながら覚えている方はあまりいなかったようです…花れんさんはEP5 エンディング曲「FINARIA」まで歌い上げてくれたところでいったん退場となりました。

続いてエイミーさんが登場。EP6 OP曲「As One」を歌ってくれるのですが、この曲の特性上からかオーケストラの方々はほぼなにも演奏せずカラオケでの歌唱となりびっくりしました…歌唱はとてもイケてました!
そしてまさに最近憎悪のせいで耳に入りまくっているソダム戦BGM(Dark To Light)をエイミーさんと光吉さんの掛け合いボーカルで披露されました。この掛け合いでのハーモニー、ユニゾンは聴きごたえバツグンでシビレました!曲紹介時のシバさまナレーションも素晴らしかった!
そして最後の曲としてNGSオープニングBGMが花れんさんの歌唱で披露されました。セットリストは以上で終了なのですが、曲の終了後、光吉さん、花れんさん、エイミーさん、フローレンスさんの4人がササッと登場し、このコンサートの最後を飾るのに相応しい曲であるEP6グランドエンドBGM「Thank you」「The whole new world」が始まりました。どうも巨大モニタの曲目紹介にちっちゃくアンコールと書いてあったのですが、ご時世のこともあるためか観客からのアンコールを待つことなく始めたようです。
もうこの2曲が筆舌に尽くしがたいレベルで素晴らしいものでした。演奏はもとより4人のボーカルが混ざり合って織りなす迫真のハーモニーに深く感動!一瞬の聴き漏らしもないよう真剣に聴いてしまいました!

この素晴らしい演奏が終わると、今回のコンサートは終了となりオーケストラの方々の退場となったのですが、ここで流れるのは「Rose Confession」!(深遠なる闇戦討伐後お花畑BGM)
まさにここまでのPSOシリーズ全体をモチーフにしたコンサートを締めくくるのにぴったりな曲でのエンディングとなりました。


所感

コンサートから帰ってきて興奮冷めやらない状態で書いてしまったため、長文なうえ、もん・・・文句というか意見みたいなことも書いてしまいましたが、総評としては行ってとてもよかったと感じています。
5/2までであれば、ストリーミング配信チケット購入でアーカイブ視聴できるので、気になった方はぜひのぞいてみてください。

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このコンサートをきっかけとしてPSO2サウンドディレクター小林さんのインタビュー記事が読めたことと、昨年12月から止まっていたツイッターでの発言も見ることができたのもよかったポイントです。もしかしてセガから離れちゃったのでは?と心配していたので。NGSでも小林サウンドが聴けることを期待しています!

あ、会場で酒井さん木村さんの姿は見つけられませんでした。こういうイベントの終了時は、毎度酒井さんが真摯にユーザーさんの挨拶に答えていた姿が見られたのですが、やはり今回は見ることができませんでした。仕方ないね。(濱崎さんがいたような気がしたのは私の勘違いかもしれません)



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